痴呆症(認知症)の原因と症状

痴呆(認知症)は大きく、アルツハイマー型痴呆(認知症)と脳血管性痴呆(認知症)にわかれ、そのほかにその混合型、そのほかのタイプが続きます。



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痴呆症(認知症)の原因と症状

痴呆(認知症)


成人に達してから、脳の器質的な変化によって起こった知能低下の状態を「痴呆(ちほう)」といいます。

精神疾患の診断の手引きとされている、『精神疾患の分類と診断の手引き』(DSM-4)では、痴呆(現在は、「認知症(にんちしょう)」と呼ばれています)を以下のように分類しています。

1.アルツハイマー型痴呆(認知症)
2.脳血管性痴呆(認知症)(のうけっかんせいちほう[にんちしょう])(以前は、多発梗塞性痴呆(認知症)(たはつこうそくせいちほう[にんちしょう]))
3.他の一般身体疾患による痴呆(認知症)
4.物質誘発性持続性痴呆(認知症)
5.複数の病院による痴呆(認知症)
6.特定不能の痴呆(認知症)

痴呆(認知症)の主なものは、1.アルツハイマー型痴呆(認知症)と2.脳血管性痴呆(認知症)です。

1.アルツハイマー型痴呆(認知症)とは、脳の老化による脳神経細胞(のうしんけいさいぼう)の変性、委縮(いしゅく)が原因で生じるものです。そのため「老年痴呆(認知症)(ろうねんちほう[にんちしょう])」とも呼ばれます。

最初は、ひどい物忘れや記憶の混乱、場所がわからないといった症状があらわれます。その後、物が徐々に認識できなくなったり、言葉がわからなくなるなどの痴呆状態に陥り、やがて死亡します。

残念ながら、根本的な治療法は見つかっていません。

2.脳血管性痴呆(認知症)は、多発梗塞性痴呆(認知症)とも呼ばれ、脳出血(のうしゅっけつ)や脳梗塞(のうこうそく)によって特定部位が障害されたり、小さな梗塞巣(こうそくそう)がたくさんできるために起こり、さまざまな精神障害を起こすものです。

痴呆症(認知症)の原因と症状

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